2022年、一般社団法人ベビーペイント協会の理事に就任しました。
現在は【理事/事務局/マタニティペイント資格取得講座の講師】として活動しています。
20代は、幼稚園の先生として子どもたちと保護者に囲まれ、毎日楽しく働いていました。
仕事が好き。子どもが好き。そして、子育てを頑張るママたちとの関わりも好き。
そんな私が“ママ”になったとき、予想外に感じたのが「孤独」でした。
「やっぱり私は、社会とつながっていたい」
そんな想いで出会ったのが ベビーペイント です。
かわいさだけでなく、
赤ちゃんやママと向き合う時間、全国に仲間ができる喜び。
今は アーティスト&講師 という働き方に魅了されています。
🌼ここから少し、私自身の話をさせてください🌼
2022年8月、長女を出産しました。
長男が赤ちゃんの頃はベビーペイントのことを知らなかったので、
妊娠中は「今度こそ、この子にはたくさんペイントするぞ!」と楽しみにしていました。
ところが予定より1ヶ月早く生まれ、診断されたのは「ダウン症(21トリソミー)」でした。
何の予兆もなく、産後に突然伝えられた事実。
受け入れきれず、涙ばかりの毎日でした。
「なんで私が?」「うちの子が?」
「ダウン症って…わかるけど、わかりたくない。」
私の中で、葛藤と混乱が渦巻いていました。
講座では「赤ちゃんはみんな天使」と伝えていた私が、
我が子を「天使」と思えず苦しかったです。
🌷大好きなベビーペイントを、手放す?🌷
「こんな気持ちを抱えた私が、ベビーペイントをしてもいいのか…?」
「今までのようにはできないかもしれない」
迷って、泣きながら夫に伝えました。
すると彼はこう言ってくれました。
「ダウン症って天使なんでしょ?だったら、それを本当に“天使”にできるのは、はるなだけじゃない?」
その言葉に背中を押され、「やってみて無理だったら考えよう」と再出発しました。
🌸娘とともに、前を向けたきっかけ🌸
1カ月半で退院した娘は、穏やかでゆっくり成長してくれています。
そして地域のダウンちゃんママとの出会いが、心を軽くしてくれました。
ふとした瞬間に笑えている自分。
写真を見返して「ふふっ」となれる自分に、少しずつ安心できるようになりました。
生後4ヶ月、初めて笑ってくれた日。
「ちゃんと笑えるんだ…」と、涙が出るほど嬉しかった。
🪽ハーフバースデー、初めてのベビーペイント🪽
生後半年の記念に娘にベビーペイントをしました。
出産直後「なぜ?」と思ってしまったあの日。
本当に心から「生まれてきてくれてありがとう」と思えた自分に安心しました。
「何色にしようかな?衣装はどれにしよう?」
回数を重ねるたびに、赤ちゃんの成長も、私自身の気持ちも育っています。
“かわいいに集中する時間”
撮った写真は、振り返るたびに力が抜ける お守り のようです。
「ほんとに天使かもね」──1歳半になった今、やっと素直にそう思えます。
🌈未来への願い🌈
1000人に1人。
毎日2〜3人の割合で生まれているダウンちゃん。
今、どこかで出産直後の私のように泣いているママがいるかもしれません。
そんなママに、私の存在が届いたら嬉しい。
そして、ベビーペイントを体験してもらえたら──
「私に描かせてほしい」と心から思います。
1歳の記念でも、何歳でも遅くない。
1年越しに心から誕生をお祝いできる。
私と一緒に、その日をお祝いできたら嬉しいです。
💖私の今の夢💖
ダウンちゃんたちを集めて、ベビーペイントイベントをすること
その横でママたちが交流し、支え合いの輪が広がること
撮影した写真が、未来の宝物のひとつになること
ひとりでは難しくても、頼れる仲間が協会にはたくさんいます。
協力し合いながら、いつか必ず実現させたいです。
ダウン症に限らず、スペシャルニーズをお持ちの保護者の方にも、ぜひ参加していただけたら嬉しいです。
ベビーペイントの時間が、育児の束の間の癒しとなり、
その写真が将来、宝物になりますように。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
どうか、どこかで繋がれますように🪽出身地 | 埼玉県鴻巣市 |
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出身校 | 東京家政大学 |
誕生日 | 5月11日 |
血液型 | B |
資格 | 幼稚園教諭 保育士 |
趣味 | ガーデニング |
これは自慢だ | ・くじ運があるほうだと思う! ・海外旅行と山登り、一人旅…数々の武勇伝を作ってきました |
休日の過ごし方 | 家族とドライブ ピクニック 公園 |